多摩都市モノレール新駅周辺施設等の整備は、住民の利便性向上、移住促進等多くの効果があるため、新駅周辺のまちづくりについては様々な計画に盛り込まれ、ワークショップや協議会も開かれています。
一方、既存の駅周辺については、駅舎が他市にあるという事もあり、最寄り駅として利用している市民が多いにも関わらず、整備計画がない状況です。
大南地区は、モノレールが延伸すると、箱根ヶ崎方面、立川方面双方に出やすく、西武拝島線も通っている玉川上水駅、また、桜街道駅も利用の範囲であり、立地適正化計画でも、「生活利便性が確保されている区域」「都市機能の持続的確保が可能な区域」「災害に対するリスクが低いあるいは今後低減が見込まれる区域」を分析した結果抽出された居住誘導区域として望ましい区域に該当している事からも、移住希望者が増える事が予測できます。
現在のモノレールに関する計画では、大南地区の住民まで、玉川上水駅や桜街道駅ではなく新駅の(仮称)No.1駅を利用する仮定になっており、このまま新駅周辺の利便性向上が市民の利便性向上であると考えられ施設等の整備が推進されていくと、いずれ大南地区にある公共施設は計画のないまま老朽化し、住民サービスも低下し、モノレールの新駅については、新たな施設が整備され、市の人口のおよそ20%、つまり武蔵村山市に住む5人に1人は大南地区に住んでいることから、利便性の高いサービスが多くの市民にとって利用しづらい場に配置される事になります。 そうした事から、新駅の発展と共に、大南地区のまちづくりの推進をする、2つのまちづくりの計画が必要だと考えます。
「駅から徒歩800m」というのは、歩いて暮らせる徒歩圏の標準的な指標とされていますが、玉川上水駅から徒歩800mのエステート大南公園を管理するUR都市機構は、地方公共団体や民間事業者と協力し、都市再生や住宅供給などの事業を推進しています。現在は築年数が38年でありまだ先になりますが、いずれ建て替えを検討する時期が来ます。 高齢者も多く、今のように5階建てで階段しかない生活も大変なため、階数を増やし、エレベーター付きに建て替え、新たな入居者、特に子育て世帯を増やす移住促進ができないでしょうか。整備方針で主要生活道路の整備予定であるエステート大南公園前の大南通りは、無電柱化推進計画にも避難施設との接続とされている道路のため、拡幅と無電柱化を推進し、隣接する大南東公園も調整池としての機能のある公園となっていますが、空堀川上流雨水幹線整備事業により溜まる雨量も減るであろうことから、環境に配慮したレインガーデンに整備するなど、周辺も含め一体的な大南地区のまちづくり計画の検討ができると良いのではと思います。 また、桜街道駅から大南公園までおよそ800mのためPark-PFIで、わざわざ行きたくなる公園づくりをし、モノレール利用促進と大南公園の充実についても考えるなど、既存の駅と動線として繋がる大南地区のまちづくりを推進したいため①大南地区のまちづくりの検討に向けた市の見解について伺います。
② 公共施設再編については、今後の大南地区整備計画に合わせ、エステート大南公園に、築年数現在44年である大南地区会館、近隣の学生と地域住民が読書や学習ができる図書館、コミュニティ食堂など開かれる地域交流拠点、また地球温暖化により夏は外遊びも厳しくなってきているため、子供が室内で身体を動かせる子育てひろば、郵便局などの機能を再編し、エステート大南公園をPFIで運営していけないでしょうか。 これから市は、国の補助制度と直結した実施計画である「都市再生整備計画」を策定するなど、モノレール開業に向け新駅周辺を整備していきますが、市民の5人に1人が住むエリアの福祉の向上は必要なため、今後、大南地区の利便性を考えた公共施設再編を計画していけないか伺います。

【市長答弁】
大南地区をはじめとした低層住宅地につきましは、地域特性をいかし、地区計画制度等の活用により、良好な街並みの形成を図るとしており、地域の広場として大南公園などの施設の充実や、雨水排水対策のための公共下水道の整備を図るなど、地域の方針を掲げております。
この内、大南公園南部地区の約12ヘクタールにつきましては、低層住宅地との調和を図るとの方針の下、エステート大南公園の建設に合わせて、地区計画を定めており、建築物等の制限、緑化の推進、区画街路等の整備、浸水対策の強化を図るとともに周辺住宅地への段階的地区整備計画の策定を進め、落ち着きのある街並の創出、安全で住み良い住宅地の形成・維持・保全を目標としております。
今後、これらの方針等を踏まえ、将来想定されるエステート大南公園の再生の機会を捉えながら、UR都市機構と情報共有した上で、地区計画制度を活用したまちづくりの検討を考えてまいります。
② それでは、2点目について、お答えいたします。
公共施設の今後の在り方につきましては、公共施設等総合管理計画において、公共施設等再生ビジョンとして、総量抑制、最適配置、公民連携の基本理念を掲げており、複合化や集約化等の手法により、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設の最適配置を実現することを目指しております。また、令和8年度から着手する次期個別施設計画の策定において、各施設の将来の方向性と令和11年度から令和20年度までの具体的な取組の検討を進める予定となっております。

(清水彩子)
それでは、1項目めの「多摩都市モノレール延伸に向け、大南地区のまちづくりの推進を」についてです。
①まちづくりの検討については、何十年も前に定めた地区計画があり、新たに時代に合ったまちづくりができるので、武蔵村山の目指したいビジョンと、UR都市機構の経験を元に情報共有しながら検討を進めていただきたいと思います。
今後建て替えをするにあたり、高層化も視野に入れていただけばと思います。
②公共施設再編については、大南地区については、現在特段の計画がないところ、今回初めてこのような提案をしましたので、次期計画になんらかのこの考えを取り入れていただいたり、関係部署間で話し合う機会を設けていただき、計画していくよう考えていただく一歩にしていただきたいと思います。大南地区のまちづくりを進めていく必要はありますので、また少し話が進んだであろう頃に質問したいと思います。再質問はありません。以上で一項目めの質問を終わります。

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